自殺の社会心理学的研究に興味をもっています。社会心理学は顕現化した行為を個人と状況の相互作用の産物とみなすアプローチをとります。このような視点に基づき、自殺する人に特有の人格的特徴や生育歴に注目するだけでなく、その人を取り巻く人間関係やその他の物理的、社会的状況にも注目し、そのような状況的要因が内的な要因とどのように影響し合いながら自殺という行為に至るのかを検討しています。

社会心理学、社会的認知

名古屋大学大学院人間情報学研究科博士課程修了、博士（学術）

中京大学、愛知淑徳大学、東海学園大学非常勤講師を経て本学教授。