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「宇部市ときわ動物園」で見学実習

医療学部 医療工学科 獣医看護学コースでは、動物愛護適正飼養実習の一環として様々な動物飼育に関する業務について理解することを目的とし、学外見学を行っています。

11月5日(日)1年生と教員合わせて10名で、宇部市ときわ動物園に見学に伺いました。初めに多々良園長から「動物園の役割」についての講義を聴かせていただきました。ときわ動物園は2016年の全面リニューアル以来【生息環境型展示】を実践している動物園となります。木の上を飛び回り自由に活動するシロテテナガザルなどの展示動物を通して野生動物の住む環境に想いを馳せ、見学した人が動物の暮らす森の保全の考えるきっかけとなればと、楽しみながら環境教育の場を提供することを目指しておられます。

午後からは多々良園長に加え、飼育員として働いている当大学の卒業生にもご参加いただき、園内の動物展示を一緒に見学させていただきました。飼育動物の餌を準備するバックヤードも見学し、園内の動物の飼料調整の様子も見ることができました。サルの種ごとにペレットを使い分けるなど、動物種による飼料調整の工夫内容も勉強することができました。多々良園長と実際の飼育員さんのガイド付きの見学は見ごたえ十分で、楽しいひと時となりました。

多々良園長、職員の皆様、大変お忙しい業務の間に貴重なお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。

木の上で休むシロテテナガザル
ミーアキャットの撮影を行う学生たち