- アート・デザイン学科
東亜大学・秋吉台国際芸術村共同企画「子どもたちと五感を使って感じ、表現する音楽とアートの世界」が実施されました。
10月7日(月),秋吉台国際芸術村において、同芸術村と東亜大学による共同企画「子どもたちと五感を使って感じ,表現する音楽とアートの世界」が実施されました。 本プロジェクトは,秋吉台の大いなる自然をテーマに,子どもたちと共に五感を使って音楽とアートを感じ,表現する企画です。秋吉小学校教諭でピアニストとしても活躍する三上翼氏と秋吉小学校の生徒の皆さんを中心に,東亜大学の教員と学生たちも参加し,一緒に音と色彩の世界を織り上げました。「秋」をうたいあげる三上氏の華麗なピアノ・コンサートでは,その演奏に共鳴してステージ一杯に溢れるインタラクティブな映像がアート・デザイン学科の文芝瑛教授によって制作され,彩りを添えました。それに続いて,秋吉小学校の生徒の皆さんが美祢市の3つのシンボルカラーである「白」「黒」「赤」をイメージして作った自作曲を演奏し,全身を使って表現しました。「白」はカルスト台地の石灰岩を,「黒」は日本最大の石炭産出地として日本の近代化を支えた無煙炭を,「赤」は奈良時代,東大寺の大仏造営にも使われた長登銅山の銅を表しています。午前中のワークショップでは,川野 裕一郎教授による指導のもと,現代アート・プロジェクト『身体とリズム』も行われ,生徒たちが屈託のない笑顔を綻ばせながら3つのチームに別れて創作を競い合いました。秋も深まる中,芸術三昧の濃厚な一日となりました。