東亜大学紀要について

Bulletin

紀要というのは大学が編集・発行する雑誌のことです。おもに掲載されるのは、教員や大学院生の研究成果をまとめた学術論文です。かつて東亜大学は学部ごとに紀要を作成していましたが、 2003 年にそれらを『東亜大学紀要』に統合しました。

また、論文の質をいっそう高めるため、2008 年度から学外の専門家に論文を審査してもらう制度を取り入れています。2018 年以降、本紀要は電子媒体へと移行し、現在、発表された論考は、すべて山口県大学共同リポジトリ「維新」に掲載され、オープンアクセスとなっています。論文の対象は、人文科学から社会科学、自然科学、スポーツ・健康科学、デザイン・アニメーション・美容の分野に至るまで多種多彩で、ここには総合大学である東亜大学の特徴がよく表れています。

論文のほかにも、教員が大学生や高校生に向けて、専門的な見地から自身の研究や教育活動を語る論考やエッセイ、授業の実践報告などもあり、東亜大学の豊かな教育活動の一端を垣間見ることができます。