• 心理臨床・子ども学科
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大学リーグやまぐち 「夏休みこども塾」アートプロジェクトを実施しました

12月6日(土)、大学リーグやまぐち「夏休みこども塾」の企画の一環として、下関市立熊野小学校にてアートプロジェクトを実施しました。本事業は、県内大学と小・中学校が連携し、子どもたちに多様な学びの機会を提供する取り組みです。
今回は、芸術学部アート・デザイン学科の川野裕一郎教授と、人間科学部心理臨床・子ども学科の金子珠世准教授による協働企画「サウンドエデュケーション:音の道をたどるワークショップ『聴いて・感じて・かたちにする』音の冒険」を開催し、熊野小学校の児童約40名と下関市立川中中学校の生徒が参加しました。本学からは教員志望の学生7名、県内大学生3名、教員4名が運営に携わりました。
前半の音楽体験では、校内を巡る「音聴き歩き」を行い、階段の足音や調理の音、友だちの声など、身近な環境音に意識的に耳を傾け、その印象を図や絵で表現しました。後半の図画工作では、14色のカラーテープを用いて、校内の窓や壁、床をキャンバスに見立てた空間表現に挑戦し、音から得たイメージを自由でダイナミックなアートとして形にしました。完成後は作品を紹介し合い、感じたことや工夫した点を言葉で共有しました。
また、本企画は熊野小学校で活動する子ども食堂「あい♡くまの食堂」との合同開催でもあり、ワークショップ終了後には地域の方々が用意したお弁当を子どもたちと共に味わいました。大学・学校・地域が一体となった本取り組みを通して、今後も子どもたちの豊かな感性と成長を支える活動を継続してまいります。