- 医療学部
- 獣医看護学コース
医療学部 医療工学科 獣医看護学コースでは、動物愛護適正飼養実習の一環として様々な動物飼育に関する業務について理解することを目的とし、学外見学を行っています。
12月15日(日)1年生と教員合わせて16名で、宇部市ときわ動物園に見学実習に伺いました。初めに多々良園長から「動物園の役割」についての講義を聴かせていただきました。ときわ動物園は2016年の全面リニューアル以来【生息環境型展示】を実践している動物園となります。木の上を飛び回り自由に活動するシロテテナガザルなどの展示動物を通して野生動物の住む環境に想いを馳せ、見学した人が動物の暮らす森の保全の考えるきっかけとなればと、楽しみながら環境教育の場を提供することを目指しておられます。
午後からは多々良園長に加え、職員として働いている当大学の卒業生にも参加いただき、動物展示についての説明を伺いながら動物園内を見学させていただきました。学生からは「事前に生息環境型展示についての講義を受けていたおかげで、今までにない視点で動物展示を楽しむことが出来た。」との声が聞かれました。寒い日でしたので園内のサルたちがぎゅっと身を寄せ合って暖をとる通称「サルだんご」をあちこちで見ることが出来ました。
多々良園長、職員の皆様、大変お忙しい業務の間に貴重なお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。