スポーツ健康学科山﨑ゼミの４年生9名が第10回六大学合同研究発表会（熊本学園大学開催）で大学院生と比較しても負けない内容の卒業論文発表を行いました。

この六大学合同研究発表会は、学部生の卒業論文研究発表の場として10年前から始まり、人間科学部スポーツ健康学科山﨑ゼミは10年連続で参加しています。大学院生になると、学会等で自分自身の研究発表をする機会がありますが、学部生が学会等で発表するには門戸がほとんど閉ざされており、苦労して行った卒業論文を発表することなく、卒業していくことが他大学を見てもほとんどです。その状況を打開すべく、10年前に人間科学部スポーツ健康学科山﨑学科長が大学院生時代の恩師の大学教員の協力を得て共同して学部生の発表の場を設けようと始まった大学教育の集大成の場となります。他大学の参加していただいた大学教員や大学院生からも、「卒業論文としてはレベルが高い」「卒業論文としての研究計画が妥当である」など、お褒めの言葉をいただき、発表した４年生の学生たちは自信をつけて帰ってきました。

発表を行わない３年生は、司会者、タイムキーパー、マイク係、写真撮影など学会で行われるようなこの研究会の運営のお手伝いを行い、４年生の発表の場を縁の下から盛り上げてくれました。

３年生も４年生もこの研究発表会を通して大きく成長してくれて頼もしく感じました。今後も、このような大学教育の集大成の場は、伝統として引き続き行っていきたいと思います。