東亜大学紀要について

『東亜大学紀要』について

紀要というのは大学が編集・発行する雑誌のことです。おもな内容は、教員の研究成果である学術論文です。かつて東亜大学は学部ごとに紀要を作成していましたが、 2003年にそれらを『東亜大学紀要』に統合しました。論文の対象は人文科学から社会科学、自然科学、スポーツ・健康科学、デザイン・アニメーション・美容の分野までじつに多彩で、ここには総合大学である東亜大学の特徴がよく表れています。論文の質をいっそう高めるため、2008年度からは必ず学外の専門家に論文を審査してもらっています。論文のほかにも面白い文章があります。「学術的読み物」というジャンルでは、教員が大学生や高校生に向けて、専門家の立場から自身の研究・教育活動を語っています。たとえば国際災害医療活動に参加した話や、臨床工学技士、保育士の仕事の話、あるいは裁判員制度を論じたものなどがあります。優れた授業の実践報告もあるので、これを読めば東亜大学の講義を垣間見ることができます。またお薦めの本を紹介する「書評・文献紹介」のコーナーも人気があります。

バックナンバー(2008年〜)

【第20号】2014年9月
〔論文〕
・後藤 淳
「ギリシア人の人間観 ―オイディプースを手がかりにして―」
〔学術的読み物〕
・清永 修全
「エートスとしてのリベラリティ ―自由ハンザ都市ハンブルクの政治と文化の伝統―」
・永井 恭一
「金属の話あれこれ」
・永井 恭一
「表計算ソフトを使ってみよう ―プロ野球記録への適用例―」
〔史料紹介〕
・礒永 和貴、山本 孝夫
「陸軍看護兵『緒方惟芳』の日露戦争(1)」

【第19号】2014年3月
〔学術的読み物〕
・本田 智之
「スポーツ指導者のマネジメント(2)」
〔史料紹介〕
・山本 達夫 「ADEBE(ドイツ紡績原料, 衣料および皮革経済企業共同事業団)定款―第三帝国における繊維衣料産業再編の試み―」
〔文献紹介〕
・北村 章, 平林 眞弓
「鈴木道子『日本における栄養士・管理栄養士制度と養成システムの変遷』」

【第18号】2013年9月
〔論文〕
・後藤 淳
「ヘラクレイトスの認識論」
・永井 恭一
「フェライト球状黒鉛鋳鉄の衝撃ひずみ特性」
〔学術的読み物〕
・林 辰美
「Jリーガーの栄養調査―成績向上をめざした食事改善の提言―」
・山本 達夫
「第三帝国の経済社会体制」
・本田 智之
「スポーツ指導者のマネジメント」
〔史料紹介〕
・山本 達夫
「Adefa(ドイツ衣料産業工場主共同事業団)定款―第三帝国における反ユダヤ利益団体―」

【第17号】2013年2月
〔記念公演〕
・朴 在圭
「東北アジアの平和と繁栄のための日韓協力」
〔研究ノート〕
・黄 暁芬
「秦漢帝国北方辺境の歴史空間」
〔学術的読み物〕
・高上僚一
「光音響分光法の発展」
・櫛田芳美
「おいでませ!山口国体・山口大会のイメージソングダンスについて(1)―制作過程を中心として―」
〔授業実践報告〕
・中村隆文
「『陶教育』の現場から―課題『土のあかり』制作を通して―」
〔文献紹介〕
・古川 智
「『就職とは何か―〈まともな働き方〉の条件―』」

【第16号】2012年7月
〔論文〕
・藤谷英文,古満伊里
「事象関連脳電位P300後期陽性成分を指標とした有罪知識質問法の有効性」
・浜上洋平
「体育教師志望学生の教材内容についての知識が相互作用行動に及ぼす影響―3名の教育実習生を対象とした事例的検討―」
・藤原裕弥
「ストレス刺激が目撃者の記憶と注意に及ぼす影響」
〔学術的読み物〕
・永井恭一
「加工硬化を見て理解する」
〔書評〕
・門脇正典
「Maud Gonne, The Autobiography of Maud Gonne―A Servant of theQueen― (Cicago, 1995)」
・清永修全
「Martin Roman Deppener, Authenzititat des Erlebnisses. Studien zu Alfred Lichtwark als Wegbereiter der Erlebnispadagogik (Luneburg, 2010)」

【第15号】2012年1月
〔記念講演〕
・三戸 惠一郎,内田 剛史,渡辺 千之
 「わが国の病院船とその構想」
〔研究ノート〕
・熊谷 信順
 「教育実習生の学習指導技量向上の様相」
・家根橋 伸子
 「第二言語〈日本語〉教育における『方法』概念の変遷と現在―post method時代の『方法』の位置づけを考える―」
〔学術的読み物〕
・黄 暁芬
 「甦る、東洋最古のハイウェー」
・李 良姫
 「国際交流における観光の役割―日韓の観光動向を中心に―」
〔翻訳〕
・モーリッツ・フェルマー,山本 達夫訳
 「序章:ドイツにおける対人コミュニケーションとモデルネ」モーリッツ・フェルマー編著『近づきになりたい―19世紀以降のドイツにおける対人コミュニケーション―』
〔文献紹介〕
・井上 龍介
 「ベルナール・ル・ボヴィエ・フォントネル『世界の複数性についての対話』」
・桺沢 貴司
 「高谷 清『重い障害を生きるということ』」

【第14号】2011年7月
〔論文〕
・藤本 駿
 「現代米国ウィスコンシン州における教員研修制度の特徴と課題」
・清水 将
 「高等学校における運動部活動の教育課程上の位置づけに関する検討」
〔研究ノート〕
・家根橋 伸子
 「交流型言語教室活動の理論と可能性―日本語教育の導入に向けて―」
〔学術的読み物〕
・古川 智
 「ケインズは生き返るのか―経済学に求められているもの―」
〔書評〕
・崔 吉城
 「マイケル・ウォルツァー著『戦争を論ずる―正戦のモラル・リアリティ―』」
〔文献紹介〕
・山田 寛
 「村上 斉著『宇宙は何でできているのか』」

【第13号】2011年1月
〔論文〕
・鈴木理功
 「ミシシッピアカミミガメ甲羅を用いた膀胱再建に関する基礎的研究」
〔研究ノート〕
・西園与之
 「救急救命士教育の現状―学生の変化と今後の課題―」
〔学術的読み物〕
・永井恭一
 「医療の分野に進みたい人も工学を学んでみよう2」
・崔 吉城
 「東アジアにおける暦ナショナリズム」
・東 義真
 「『スター・ウォーズ』で示す映画作家ルーカスの映画監督論」
・桑野裕子
 「心の健康を助ける『フォーカシング』―私のフォーカシング体験―」
〔展覧会評〕
・川野裕一郎
 「没後400年 特別展『長谷川等伯』を鑑賞して 東京国立博物館
 ―長谷川等伯の空間意識と絵画構成についての考察―」
〔書評〕
・山本達夫
 「Dieter Obst, “Reichskristallnacht.” Ursachen und Verlauf des
 antisemitischen Pogroms vom November 1938」

【第12号】2010年7月
〔記念講演〕
・中澤淳
 「いのちのネットワークを考える―生命科学とともに50年―」
〔論文〕
・小田鴿介
 「段差越えが容易な車椅子の開発」
・岡嶋君幸、後藤淳
 「エンペドクレス哲学において思惟性と生命性を担うフレーン」
〔学術的読み物〕
・永井恭一
 「医療の分野に進みたい人も工学を学んでみよう1」
・加藤雄一郎
 「健康スポーツにおけるバイオメカニクスの面白さ」
〔書評・文献紹介〕
・古川智
 「伊東光晴『現代に生きるケインズ―モラル・サイエンスとしての経済理論―』」

【第11号】2010年1月
〔論文〕
・木村裕章
 「日本語と中国語における自・他動詞の対応と分類」
・後藤淳
 「前ソクラテス期の思想家における質量と生命」
・三山緑
 「教育実習生の『学習指導技量』形成に寄与する教育実習事前指導の構築(3)」
・熊谷信順
 「教育実習生の『学習指導技量』形成に寄与する教育実習事前指導の構築(4)」
〔研究動向〕
・市川秀雄、櫛田宏治
 「理美容の造形と比例に関する基礎的研究 I」
〔学術的読み物〕
・田村陽子
 「これから『保育士』をめざすあなたへ」
・鈴木理功
 「私と臨床工学技士」
・田村省三
 「臨床工学技士誕生から20年」
・大成利広
 「わが国におけるIFRSの導入と影響」
・古川智
 「経済危機と日本経済のゆくえ」
〔書評・文献紹介〕
・井上龍介
 「マルク・ソーテ『ソクラテスのカフェ』」

【第10号】2009年7月
〔論文〕
・加藤達治
 「医師不足と民主主義」
・三山緑
 「教育実習生の『学習指導技量』形成に寄与する教育実習事前指導の構築(2)」
・桾本知子、金城政史
 「男子大学生の日常生活におけるフロー体験が
 自我の総合・統合機能に及ぼす影響」
〔学術的読み物〕
・持田信治
 「ITビジネスはなぜ儲からないか」
・古川智
 「世界金融危機を読む」
・崔吉城
 「北朝鮮・金剛山観光参加記」
〔書評・文献紹介〕
・熊谷信順
 「C・ウィン/A・ウィギンズ『疑似科学はなぜ科学ではないのか』」
・林隆也
 「松井孝典『われわれはどこへ行くのか?』」

【第9号】2009年1月
〔論文〕
・三山緑、熊谷信順
 「教育実習生の『学習指導技量』形成に寄与する教育実習事前指導の構築(1)」
・西村伸子
 「キューブラ・ロスを基軸とする死にゆく患者ケア
 ―アメリカと日本の文献から考察するターミナルケア―」
・蛭間豊春
 「博多湾の潮流変化に影響を及ぼした沿岸開発と海面上昇」
〔授業・研究・活動報告〕
・具志堅伸隆
 「学生の心に火をつける授業―心理学における実践報告―」
〔学術的読み物〕
・福田達也、藤野元春
 「裁判員制度の実施」
〔書評・文献紹介〕
・中澤淳
 「八代嘉美『iPS細胞 世紀の発見が医療を変える』」
・上原雅文
 「植島啓司『聖地の想像力』」

【第8号】2008年6月
〔研究ノート〕
・三山緑
 「教職に関する科目『道徳教育の研究』における実践的指導力育成のための一考察」
・北村章、深田剛毅
 「食の安全・安心―食品衛生とコンプライアンス―」
〔授業・研究・活動報告〕
・吉光純也
 「新製品『バナナ オ・レ』パッケージデザインの開発ストーリー」
・中田敬司
 「国際災害医療活動を実施するチームメンバーに求められること」
・門脇正典
 「本大学における私の英語教育」
〔書評・文献紹介〕
・中澤淳
 「福田伸一『生物と無生物のあいだ』」
・山本達夫
 「栗原優『現代世界の戦争と平和』」